当院は一般の保険診療以外にも、自費診療を行っています。
自費診療とは、健康保険の対象にならない、全額自己負担の治療です。
男性型脱毛症(AGA)
男性に最も多い脱毛症が「男性型脱毛」です。額の生え際や、頭頂部の髪が薄くなり 進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が多くなり薄毛が目立つようになります。一般的にジヒドロテストステロン(AGA の原因物質)や遺伝が関係するといわれています。
治療薬には、以前からの頭皮につけるタイプのミノキシジル、塩化カルプロニウムなどがありましたが、 2005 年12月より飲むタイプの治療薬が使えるようになりました。
名前は、フィナステリドと言います。この薬は抜け毛の原因物質主であるジヒドロテストステロン の産生を抑えるので効果があります。主に髪を増やすのではなく、脱毛を防ぎ進行を抑えるもので、ミノキシジル、塩化カルプロニウムとの併用がお薦めです。
臨床成績は、96%で進行を防ぐ効果、48%に改善効果を認めました。効果の判定は6ヶ月の服用が目安になります。
(参考文献: Kawashima M et al.Eur J Dermatol 2004;14(4))
現在当院では、フィナステリド或いはデュタステリド+ミノキシジル5%の外用剤の併用を標準治療として採用しています。
価格は、こちらをご参照ください。
ED(勃起不全)
1998年に行われた調査によると、日本のED患者の割合は、40代では5人に1人、 50代、60代になると約半数に達し、年齢を重ねるにつれて増加します。その数は約1130万人に達します。原因として身体的な原因や、精神的なストレス、不安、うつ状態などにより起こります。身体的な原因としては、糖尿病、パーキンソン病、脊髄損傷、前立腺、結腸、動脈瘤等の骨盤内手術 ( 神経が傷ついて刺激が伝わらない ) 、高血圧、閉塞性動脈硬化症、高脂血症 ( 動脈硬化により陰茎の血管に血液が十分にいかない ) 、薬剤の副作用、ホルモンの低下などです。
現在投薬できるお薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどがあります。バイアグラはジェネリック製品が解禁となり、当院では日本製のバイアグラのジェネリックとシアリスを採用しています。
価格は、こちらをご参照ください。